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親父の命日 [日々]

1月の30日は親父の命日だ。
もう何年前だったか覚えていないが、10年以上は経っている。
命日近くの週末に法事をするから帰ってこいと実家から連絡があった。
無視した。
帰るもんか。
不人情な奴だと思うかも知れないが、理由はある。
海外生活が長かった姉が一昨年帰ってきたのだが…彼女が精神的に壊れたのだ。
彼女の中では、悪者は私らしい。
とは言え、私に辛く当たるとかそんな事はなく、全ての矛先は同居している母に向けられる。彼女の言い分は「ママが妹(私の事)ばっかかわいがるからいけないのよーっ」らしい。
40を前にした女がこれでは、ぶっ壊れたと言われても仕方がないだろう。
まぁ、暴力をふるわないだけマシと思うが、今まで一人で気楽に暮らしてきた母にとってはかなりきつい状況だったようだ。
とにかく、たまに実家に言った私が母と談笑すると姉は一切口をきかなくなり、私が帰った後に母に当たりまくるのだ、とか。
私が母と楽しく喋れば喋るほど姉はぶすくれていき、自然、母もそんな姉と会話が無くなる。それが気に入らないらしい。
奔放過ぎる私が、何も叱られず、しっかり大学を卒業するまでがんばった自分(姉)が一切褒められないのはおかしい、と言う。
いや、褒めてましたよ。卒業当時は。
いつまで褒め続ければ満足なんですか、あなたは。
私が東京に引っ越す間際辺りは最悪だったらしく、昼間母から携帯で喫茶店から電話がかかり、泣きながら「どうしていいか分からない」と訴えてきた。
家では電話できないから、携帯で。
昔の話題を引っ張り出しては、いかに自分が妹と差別されながら生きてきたかを夜中にわめき散らすのだとか。
以前、ワイドショーでやっていた「モラルハラスメント」とかいうやつに酷似しているが、あれは夫婦間の問題だから別物だろう。

どっちか言うと、妹に生まれて損をしてきたのは私の方だと思うのだが、年下に生まれると、損も仕方ない事と割り切れるようになってしまう。これは便利だ。
今思えば姉には随分ひどい目に遭わされてきたが、まぁ、子供のした事だからなぁ。仕方ない。

引っ越して一年経つ。
私がいない生活は彼女の精神に安定をもたらしたらしく、今はそこそこ平穏な生活を送っているようだ。
外出先から携帯で掛けてくるのは変わらないが、姉に関する愚痴もそこそこ減っている。
せっかく穏やかになったのに今帰っては、ひょっとしたら全て元通りになってしまうかも知れないではないか。
そんな怖い事、とても出来ない。害に遭うのは全て母なのだ。幾ら母に帰って来いと言われても、あなたの為に私は帰らない。

そうそう、墓は東京にもあるのだ。愛知の墓は分骨の墓。こっちでお参りくらいできるのだ。

だいたい、姉の海外留学の8年間、仕事も入れたら10年近く、日本にいない間にこっちは母子二人で何でもやって来たのだ。厄介な事も乗り越えてきた。今度は姉と母、二人きりで10年くらいじっくり暮らしてみるといい。
私はその間、盆も正月も帰るつもりはない。
別の用事で名古屋に行く事は何度かあるが、日帰りか、ホテルを取るかしている。
私にとって実家は帰る場所ではない。

まぁ、でも。
私には愛する同居人がいる。
この人が居る限り、私は大丈夫なんだな〜。


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コメント 2

midori

欲で北岡ですね。間違えました。
よくできたお方ですね。
人生の達人ですね。
人間もこれぐらいの境地に達したいものですね。
by midori (2007-02-02 16:44) 

芳

恐縮です。
しかし、こんな長々とした愚痴を読むあなたもなかなかのお方なのでは?
by (2007-02-02 17:35) 

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